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2020/06/26 18:55



東かがわ活勢隊ホームページのリニューアル記念して紹介する「とってもお買い得」な商品、それが「飯田桃園のすももソーダシロップ」と「定住さんの原木しいたけ」です!





東かがわ活勢隊のホームページでは、活動を通じて出会った面白いこと、地元のおすすめ商品を紹介しています。(もっと楽しくお伝えできるよう頑張ります)


その出会いのなかには、自分で販売する体制を持たないお店や農家さん

「東かがわ活勢隊を通じて商品を知ったけど、どこで買えるか分からない」といった声もありました。


そんな皆さんのため、少しでもお役に立てるならと始めたのが、この東かがわ活勢隊のオンラインショップです。


農業は自然が相手

農家さんは、心を込めて大切に育てた農作物を是非みなさんに食べていただきたい!と、いつも頑張っていて、その美味しさは地元でも評判です。


飯田桃園は平安時代くらいから桃を育てている農家。平安時代からなんてビックリですが、昔々火事で家系図などが燃えてしまい自分たちが何代目か正確には分からないそうです。

南に向いた日当たり最高の山に沢山の桃やスモモの果樹を育てていて、その山上に所狭しと並ぶ先祖代々のお墓を見るだけで、飯田桃園の桃にはご利益がありそう!


そんな飯田桃園さんは現在(6月後半)スモモの収穫シーズン最盛期で、本当に寝る間も惜しんで収穫作業に取り組んでいます。スモモの収穫が終われば次は桃の収穫シーズンだから、当分休日はありません。


でも、「今」頑張って収穫しなければ、長い期間、心を込めて大切に手入れしてきた果樹から生まれた沢山の桃やスモモたちが台無しになってしまいます。いつ強風や大雨が来るか分かりません。一番良い状態で収穫してお届けするためにも頑張っています。



そんな飯田桃園さんが心を込めて育てたスモモをピューレしたシロップは、ご家庭で大人気のすももソーダやパン・ヨーグルトのソースなどを手軽に楽しめるオススメ品。今回は特別に、50本限定の訳あり価格で販売しますので是非お試しください♪




定住さんは、原木しいたけやお米を育てています。お米は田植えから収穫まで順序良く作るので、ある程度計画的に育てることができますが、原木しいたけは大変です。

定住さんの原木しいたけは菌床とは違って、山からの湧き水と山間の自然の恵みで育てるので、朝晩の気温差や湿度と気温が重要です。気温が一定以上になる夏場は育たないので、7月~9月ごろはオフシーズンになります。


育て方は山の湧き水をたっぷり吸わせた原木に菌を入れて、風通しの良い日陰に原木を並べてじっと待ちます。すると、朝晩の気温差に刺激されて小さなシイタケがポコッポコッと生まれます。

そこから適度な気温と湿度でじっくり育ってくれれば良いのですが、天候によってはシイタケが元気になり出来過ぎてしまうこともしばしば。気温や湿度が高すぎると、シイタケが育ちきらないうちに笠が開いてしまうこともあり、こうなると規格外なのでお店には出荷できません。そんな時は地元の仲間におすそ分けして喜ばれています。


(写真は中の人イチオシの原木しいたけ鍋。具材が煮立ったら弱火にして、ジクを取った原木しいたけを鍋いっぱいに敷き詰めて蓋をして3分、ふたを開けると素晴らしい香りが食欲を掻き立てます。そして原木しいたけを頬張ると口いっぱいにジューシーなうま味と香りが広がります!※昆布だしを使えばシイタケのグアニル酸と昆布のグルタミン酸の相乗効果で旨味が数十倍に!)

そんな定住さんの原木しいたけは、そろそろ収穫シーズンも終わりなのですが、ホームページリニューアルの記念にと無理を言って協力していただけることになりました!!(やったー!)

とは言っても、原木しいたけの収穫は不安定になってきて、天候次第ですが収穫できるのは6月いっぱいだそうです。(なのでどれだけ販売できるか分かりませんが、5セット~10セットくらいになると思います)

定住さんの採れたての原木生シイタケ、秋まで食べられなくなる前にお試しいただきたいな~と思います♪




こんな素晴らしいスモモや原木シイタケを育てているのだから、いくらでも買ってくれる人はいるのでは?と思われがちですが、農家さんはとても忙しく仕事は天候次第なので、個人ユーザーさんに一つ一つ販売することはとても出来ません。

でも、農家さんは、頑張って育てている自分たちを知って欲しい、美味しいものを食べて欲しいと思っています。



東かがわ活勢隊にできること

(写真は農家さん飲食店さんなどの交流会)

東かがわ活勢隊は7年ほど前から活動しています。農家さんが頑張って育てた美味しい食材を知ってもらい、その食材を使って美味しい料理を提供する飲食店を知ってもらえば、自分たちが住む地域を元気になると信じて活動してきました。

その結果、僅かでも貢献できた部分はあるかもしれませんが、まだまだ足りない、発信するだけでは足りない、もっと直接できることで役に立ちたいと考え、ホームページでオンラインショップを始めようとなったのです。


このホームページを、もっと楽しめる、心がつながるサイトに育てて、ますます食を通じて地域を元気にできればと思いますので、今後の成長にご期待いただければと思います。

どうぞよろしくお願いいたします!