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2020/06/21 23:25


東かがわ活勢隊が一番やりたかったこと

それは地域の魅力をつくることです。

ひとくちに地域の魅力と言ってもさまざまですが、東かがわ活勢隊は「地域の食」から魅力をつくることを目指しています。


地域の課題として真っ先に人口減少を思い浮かべますが、それはどの地方都市でも同じように進んでいます。

そして、地域活性化や地方創生といった言葉が乱立して


「課題解決には観光だ!ということは、この素晴らしい地域の魅力を発信だ!うまいこと言って、とにかく知ってもらいさえすれば人は勝手に来てくれて町が潤って移住者も増える!ナイスアイデア俺スゲェ!」

と考える地方は少なくないと思います。

東かがわ市も同じです。


とある対談の中で、全国さまざまな地方で地方創生に関わる方に言われたのは

「もちろんそれぞれの地域には魅力が備わっていると思いますが、日本は全国どこも同じような自然環境です。固有の魅力であっても、それはいつ出来たものでしょうか?その魅力を維持する仕組みはありますか?魅力を高めるために磨いてますか?新しく魅力をつくる努力はしていましたか?」

その場に居たメンバーはガツンとやられた気がしました。


確かに東かがわには自然に恵まれた海山の食材、美しい里山や瀬戸内の風景、日本有数の地場産業、そして、かつて栄えた時代から続く飲食店など、多くの魅力があります。


しかし、そのどれもが新鮮さを失いつつあると思うのです。建物も同じで、ほおっておくと時間とともに古びてしまいます。


時代に合わせて人の意思で手入れをして新鮮さを保つ必要があります。



第6回 とらマルシェ「楽」のポスター



東かがわ活勢隊が出した答え

活動を始めた頃、グルメイベントは開催できませんでした。


ご存知のとおり飲食店の営業は大変です。そこにイベントのために仕込み、出店、撤収と片付け。それを営業の合間にやることは体力的にも負担ですし、なによりイベントへ出店するメリットがありません。


つまり、普通に店で営業したほうが、間違いなく楽に儲けることができるということです。

また、なぜ飲食店にイベントへ参加して欲しいのか?という疑問もあると思います。


そもそもなぜ、グルメイベントが必要と考えたのか。

それは他県のB級グルメに関する活動に触れたことがきっかけです。


つづく